多言語・海外基礎
PR-125 多言語FAQを作ったが、言語ごとに内容の鮮度がバラバラ——多言語コンテンツの整合性・鮮度をチェックする方法
こんな悩みはありませんか?
日本語版のFAQは頻繁に更新しているのに、英語版・中国語版は半年前の内容のまま——というズレは、多言語サイトを運営していると起こりがちです。担当者が言語ごとに分かれている場合は特に、「どの言語版が最新か」を横断的に把握できている人が社内に誰もいない、という状態も珍しくありません。
この記事でできるようになること
各言語版のFAQ・ページ本文と最終更新日を横並びで比較し、内容の食い違い・鮮度の遅れを言語ごとに洗い出せるようになります。
使うプロンプト
入力に必要な素材
- 各言語版のFAQ本文(できれば全言語分)
- 各言語版の最終更新日(分かる範囲で)
あなたは多言語コンテンツの整合性チェック担当です。想定読者は言語ごとに担当が分かれているため「どの言語版が最新か」を横断的に把握できていない担当者です。以下は同じFAQの各言語版です。整合性を確認してください。
# 日本語版(最終更新日: 【日付】)
【ここに日本語版本文を貼り付ける】
# 英語版(最終更新日: 【日付】)
【ここに英語版本文を貼り付ける】
# 【その他言語名】版(最終更新日: 【日付】)
【ここに本文を貼り付ける。言語の数だけ繰り返す】
日本語版が未記入の場合はチェックに進まず、貼り付けを依頼してください。比較対象の言語版が1つしかない場合は、その言語版のみで最終更新日の確認にとどめてください。
# 進め方(手順)
1. 各言語版のFAQを質問項目単位に分解し、対応関係を整理する
2. 質問項目ごとに、金額・期間・仕様等の事実情報が言語間で一致しているか確認する
3. ある言語版にだけ存在する項目、または欠落している項目を洗い出す
4. 最終更新日を比較し、更新の優先度を判定する
# 確認してほしいこと
1. 言語間で内容が食い違っている質問・回答(金額・期間・仕様等)を特定する
2. ある言語版にはあるが別の言語版には無い項目を洗い出す
3. 最終更新日が古い言語版を、更新の優先度が高い順に並べる
# 出力形式
- 表:質問項目|日本語版の内容|他言語版の内容|食い違いの有無|優先度
- 更新が必要な言語版の一覧(更新日が古い順)
- 事実関係(価格・締切・仕様)の食い違いは、表の先頭にまとめて強調する
# 品質基準
- 貼り付けた内容にない情報を推測で補わないでください
- 全言語版が漏れなく貼り付けられていない場合、比較できなかった言語版があることを出力の冒頭で明記してください
- 出力の最後に、食い違いの判定結果は必ず人が最終確認する必要がある旨を一言添えてください実行手順
- 各言語版のFAQ・対象ページ本文と最終更新日を集める
- 言語の数だけプロンプトのブロックを追加して実行する
- 食い違いが見つかった項目のうち、金額・期間・法規制など事実関係に関わるものを最優先で確認する
- 更新が必要な言語版を優先度順に並べ、担当者に割り振る
- 更新後、同じプロンプトを再実行して食い違いが解消されたか確認する
結果の読み解き方
- 事実関係(価格・締切・仕様)の食い違いは、AI検索での誤情報拡散にもつながりうるため最優先で対応してください。
- 「項目が丸ごと抜けている」言語版は、翻訳漏れではなく、そもそもその言語圏向けに用意されていない可能性があるため、必要性から見直してください。
- 更新日の古さだけでなく、内容そのものが食い違っているかどうかを必ず併せて確認してください(更新日が新しくても内容が古いままのケースもあります)。
注意点
- AIは貼り付けられた本文の範囲でしか比較できません。すべての言語版を漏れなく貼り付けないと、見落としが発生します。
- 食い違いの判定結果は必ず人が最終確認してください。特に法規制・価格に関わる内容は、AIの指摘を鵜呑みにせず担当部署で裏取りしてください。
- 生成AIコンテンツの表示義務など、国によって異なる規制が関わる場合があるため、公開前チェックのルール(IX-K5)と合わせて運用してください。
関連レッスン・関連パターン
- レッスン IX-K3 多言語コンテンツの実務——翻訳ではなく現地最適化・IX-K5 世界の規制カレンダー——公開前チェックの国際版
- 関連パターン: PR-057 古い情報を洗い出し優先順位をつける鮮度診断(単一言語での鮮度診断の基本形)・PR-123 多言語ページの品質をAIOの観点で診断する方法(内容の質を診断する次のステップ)
確認テスト
選択肢をクリックすると、その場で正誤と解説が表示されます。
Q1. 更新日が新しければ、内容そのものも必ず最新化されていると判断してよい。
正しくは、更新日が新しくても内容が古いままのケースもあるため、更新日の古さだけでなく内容そのものの食い違いも併せて確認する必要がある。
Q2. 最優先で確認すべき食い違いの種類はどれか。
事実関係の食い違いはAI検索での誤情報拡散にもつながりうるため最優先で対応するとされている。
Q3. ある言語版にだけ項目が丸ごと抜けている場合に考えられることはどれか。
項目が丸ごと抜けている言語版は、翻訳漏れではなくその言語圏向けに用意されていない可能性があり、必要性から見直すとされている。
よくある質問
Q. 食い違いの判定結果はAIの指摘を鵜呑みにしてよいですか?
いけません。特に法規制・価格に関わる内容は担当部署で裏取りする必要があります。
Q. 全言語版を貼り付けなくても正確に比較できますか?
できません。すべての言語版を漏れなく貼り付けないと見落としが発生します。
Q. 更新後に行うべきことは何ですか?
同じプロンプトを再実行し、食い違いが解消されたか確認します。