PR-200 見積もりのたびに工数見積もりがブレて、赤字案件になることがある——AIOコンサル案件の工数見積もりテンプレートを作る方法
こんな悩みはありませんか?
案件ごとに感覚で工数を見積もっていて、蓋を開けたら想定の倍以上の時間がかかっていた、ということがある。過去にどれくらいの工数がかかったかの記録もバラバラで、次の見積もりに活かせていない——という状態が続くと、案件が増えるほど赤字リスクも積み上がっていきます。
この記事でできるようになること
過去案件の作業項目・実工数記録をもとに、案件規模に応じた工数見積もりのたたき台テンプレートを作れるようになります。
使うプロンプト
入力に必要な素材
- 過去案件の作業項目・実工数記録(複数件あるほど精度が上がる。なくても一般的な項目出しから始められる)
あなたはAIOコンサル案件の工数見積もり支援担当です。実測データのサンプル数が少ないうちは工数目安の信頼度は高くないという前提を保ったまま、以下の情報から見積もりのたたき台を作成してください。
# 事前確認
「対象とする案件のスコープ」が空欄の場合は作成を進めず、スコープの記入を依頼してください。「過去案件の作業項目・実工数記録」が「実績データなし」の場合は、工数の具体的な数値を一切出さず、項目出しと「※要確認・実測が必要」の注記のみにとどめてください。
# 入力情報
- 過去案件の作業項目・実工数記録(あれば貼り付け。なければ「実績データなし」): 【貼り付け】
- 対象とする案件のスコープ(診断のみ/継続支援等): 【貼り付け】
# 整理してほしいこと
1. 貼り付けられた過去案件データから、作業項目ごとの工数(実測値)を整理する。データがない場合は、一般的なAIOコンサル案件で発生しやすい作業項目の一覧のみを提示し、工数の数値は「※要確認・実測が必要」と明記する
2. 案件規模(サイト規模・業種・スコープ)別の工数目安レンジを、実測データがある範囲で示す
3. 見落としがちな周辺工数(クライアント対応・修正対応・レポート作成・ミーティング時間等)を項目として洗い出す
4. 見積り根拠としてクライアントに提示する際の説明文(「本見積りは過去実績に基づく目安であり、実際の作業量は案件の状況により変動する」旨を明記する)
5. 貼り付けられていない実測数値を新たに作り出さないでください
# 出力形式
表(作業項目|工数目安|根拠(実測/一般的な想定)|備考)+クライアント提示用の説明文
工数・費用の具体的な数値を、実測データに基づかないまま確定した相場であるかのように断定しないでください。実行手順
- 過去案件の作業項目・実工数記録を手元に集める(完璧に揃っていなくてよい)
- 対象とする案件のスコープを整理する
- プロンプトを実行し、工数目安の表を得る
- 表の数値が自社の実感と大きくずれていないか確認する
- クライアント提示前に、想定外対応分のバッファ(余裕分)を人間の判断で上乗せするかどうか検討する
結果の読み解き方
- 実測データのサンプル数が少ないうちは、工数目安の信頼度は高くありません。案件をこなすたびにこのプロンプトへ実測値を追加投入し、精度を継続的に上げていく運用を前提にしてください。
- 「見落としがちな周辺工数」に挙げられた項目が、実際に自社で発生している業務と一致しているか確認してください。ここが漏れると赤字の原因になりやすい部分です。
注意点
- 過去案件データを貼り付ける際は、クライアントの社名や特定につながる情報を含めず、作業項目と工数のみを扱ってください。
- 工数見積もりはあくまで目安であり、AIが確定額・確定工数を保証するものではありません。
- 赤字防止のためのバッファ(想定外対応分の上乗せ)を入れるかどうかは、自社の経験に基づく人間の判断で最終決定してください。
関連レッスン・関連パターン
- レッスン V-B7 価格相場と費用対効果を確認する
- 関連パターン: PR-145 AIO立ち上げ期の工数・予算見積もりをたたき台として作る方法(自社がAIOを導入する側の見積もり。本記事は受注する側の見積もりで視点が異なる)・PR-201 AIOコンサルの業務委託契約・スコープ定義書のたたき台を作る方法(見積もった工数を契約のスコープに落とし込む次のステップ)
確認テスト
選択肢をクリックすると、その場で正誤と解説が表示されます。
Q1. 実測データがない場合でも、このプロンプトは一般的な相場としての具体的な工数数値を確定的に提示するよう設計されているとされている。
正しくは、実測データがない場合は一般的な作業項目の一覧のみを提示し、工数の数値は「※要確認・実測が必要」と明記するよう設計されています。工数・費用の具体的な数値を確定した相場であるかのように断定してはいけません。
Q2. 過去案件データを貼り付ける際に含めてはいけない情報はどれか
過去案件データを貼り付ける際は、クライアントの社名や特定につながる情報を含めず、作業項目と工数のみを扱うことが注意点として挙げられています。
Q3. 「見落としがちな周辺工数」として例示されているものはどれか
見落としがちな周辺工数として、クライアント対応・修正対応・レポート作成・ミーティング時間等が挙げられています。
よくある質問
Q. 案件ごとに感覚で工数を見積もっていると何が起きやすいですか?
蓋を開けたら想定の倍以上の時間がかかっていたということが起こりやすく、案件が増えるほど赤字リスクが積み上がっていきます。
Q. 過去の実測データがない場合、このプロンプトはどう対応しますか?
一般的なAIOコンサル案件で発生しやすい作業項目の一覧のみを提示し、工数の数値は「※要確認・実測が必要」と明記します。
Q. 赤字防止のためのバッファ(想定外対応分の上乗せ)は誰が判断しますか?
自社の経験に基づく人間の判断で最終決定すべきとされています。