社内運用・説得応用

PR-134 Wikipediaの情報が古いままなのに、訂正依頼の書き方が分からない——Wikipedia/Wikidataの訂正依頼文を下書きする方法

Claude

こんな悩みはありませんか?

自社のWikipediaページに、古い代表者名や、もう提供していない旧サービスの記載が残っている。それをAIが「事実」としてそのまま引用しているのを見つけても、担当者が直接編集していいのか、どんな文面で依頼すればいいのか分からず、結局そのまま放置している——という状況は珍しくありません。自社に関することだからこそ、下手に手を出して「自作自演の編集」と受け取られることを恐れる担当者も多いはずです。

この記事でできるようになること

利益相反(COI)を明示したうえで、独立した第三者ソースを根拠に、Wikipediaの「ノート(トーク)ページ」へ投稿できる依頼文の下書きを作れるようになります。

使うプロンプト

入力に必要な素材

  • 誤りがある記述箇所(該当ページ名・節・現在の文言)
  • 正しい情報
  • 正しい情報の根拠となる独立した第三者ソース(自社発信ではない報道・公的機関の発表等のURL)
あなたはWikipedia編集依頼文の下書き担当です。想定読者は自社ページの誤り(古い代表者名・旧サービスの記載等)を見つけたが、直接編集していいのか分からず放置している広報担当です。以下の情報をもとに、Talkページ(ノートページ)に投稿する依頼文の下書きを作成してください。

# 依頼内容
- 誤りがある記述箇所(該当ページ名・節・現在の文言): 【貼り付け】
- 正しい情報: 【貼り付け】
- 正しい情報の根拠となる独立した第三者ソース(自社発信ではない報道・公的機関の発表等のURL): 【貼り付け】
- 依頼者の立場: 【自社名】の広報担当

上記のうち「誤りがある記述箇所」「正しい情報」が未記入の場合は依頼文の生成に進まず、不足項目を質問してください。第三者ソースが未記入の場合は、後述のとおり依頼文を作成せず案内のみを行ってください。

# 進め方(手順)
1. まず正しい情報の根拠が、独立した第三者ソースに基づいているかを確認する
2. 第三者ソースが確認できた場合、誤りの箇所と正しい情報を対応づける
3. 依頼文の冒頭にCOI(利益相反)の明示文を置く
4. 全体を依頼口調(命令形にしない)で統一し、長文になっていないか見直す

# 作成してほしいこと
1. 冒頭に、自身が【自社名】の関係者であり利益相反(COI)があることを明示する一文
2. 誤りの箇所と、正しい情報を独立した第三者ソースとともに提示する本文(自社発信の情報のみを根拠にしない)
3. 自身では編集せず、第三者編集者の判断に委ねる依頼の形にする(「修正してください」ではなく「ご確認いただけますでしょうか」等の依頼口調にする)
4. 丁寧で簡潔な文体にする(長文にしない)

# 出力形式(誰に見せるかで2種類つくる)
A. 社内確認用(法務・広報責任者向け): 依頼文の下書きに加え、末尾に「根拠にした第三者ソース一覧」「COI開示が適切に書けているかのセルフチェック」を箇条書きで添える
B. 投稿用(清書版): Aから社内向けの注記を除いた、そのままTalkページに貼れる形

# 品質基準
- 貼り付けられた第三者ソースがない場合、または自社発信の情報しかない場合は、依頼文を作成せず「独立した第三者ソースが必要です」と明記してください
- 依頼文が命令口調になっていないか、出力前に自己チェックしてください
- 貼り付けられていない事実を「正しい情報」として補って書かないでください

実行手順

  1. 該当ページの誤り箇所(節・現在の文言)を正確にコピーする
  2. 正しい情報の根拠になる、自社が出していない第三者ソース(報道・行政発表等)のURLを用意する。自社サイト・自社プレスリリースのみは根拠にならない前提で臨む
  3. プロンプトを実行し、A(社内確認用)を上長・広報責任者に確認してもらう
  4. 問題なければB(投稿用)をコピーし、Wikipediaのアカウントを取得したうえで、該当ページのTalkページへ手動で投稿する(投稿ボタンを押すのは必ず人間)
  5. 投稿後は編集者からの反応を待ち、返答を待たずに自分で本文を編集しようとしない

結果の読み解き方

  • 「独立した第三者ソースが必要です」と出力された場合、それは自社発信の情報だけでは訂正依頼として弱いというシグナルです。先に、正しい情報を裏付ける報道・公的発表を探すところから始めてください。
  • 依頼文が命令口調になっていないか、必ず人間の目で読み直してください。「依頼口調にする」と指示しても、AIがまれに断定的な言い回しを残すことがあります。

注意点

  • Wikipediaは自社・利害関係者による直接編集を推奨しておらず、COIを開示しない編集は発覚時に信頼を大きく損ないます。このプロンプトはあくまで「依頼文の下書き」であり、実際の投稿は必ず人間が内容を確認したうえで行ってください。
  • AIが生成した「正しい情報」は、貼り付けた内容の要約にすぎません。貼り付けていない事実をAIが補って書いていないか、投稿前に必ず照合してください。
  • Wikidataについても同様に、事実確認できる出典なしの修正依頼は避けてください。反映されるまでには時間がかかることも前提に、すぐに結果が出なくても焦らないでください。

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確認テスト

選択肢をクリックすると、その場で正誤と解説が表示されます。

Q1. 自社の広報担当者は、COI(利益相反)を明示しさえすれば自分でWikipediaの本文を直接編集してよい。

Q2. 訂正依頼の根拠として使えないものはどれか。

Q3. 投稿ボタンを押すのは誰か。

よくある質問

Q. 「独立した第三者ソースが必要です」と出力された場合の意味は何ですか?

自社発信の情報だけでは訂正依頼として弱いというシグナルです。

Q. 依頼文の口調はどうあるべきですか?

命令口調ではなく依頼口調(「ご確認いただけますでしょうか」等)にします。

Q. 投稿後、編集者からの返答を待たずに自分で編集してよいですか?

いけません。返答を待つ必要があります。

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