PR-155 Microsoft Copilotでの見え方をチェックしたことがない——Copilot(Bing検索連携)での自社言及を診断する方法
こんな悩みはありませんか?
「ChatGPTとGoogle対策はやっているけれど、Copilotは正直ノーマークだった」「社内でCopilotを使っている人はいるはずなのに、自社がどう紹介されているか誰も確認していない」——Copilotは、検索エンジンBingの上にAIの回答機能が乗った構成を持つエンジンです。内部では「Bing Orchestrator」が1つの質問を複数の「グラウンディングクエリ」に分解して検索インデックスから素材を取得するとされており、これは自社ページが想定していない切り口の質問からも拾われる可能性があることを意味します。ChatGPT Searchも同じBingを検索基盤の一部として利用していますが、両者は仕組みが異なるため、片方だけ確認して安心するのは早計です。
この記事でできるようになること
Copilotに複数の切り口で自社名・サービス名を質問し、想定していた質問と想定外の質問それぞれでの回答内容・引用有無を記録できるようになります。
使うプロンプト
入力に必要な素材
- 自社名・サービス名
- 想定していなかった切り口の質問(例: 業界の課題・比較・利用シーンからの質問)
以下はCopilotの新規チャットで直接実行してください。
あなたはCopilotの新規チャットで直接回答するアシスタントとして振る舞います。以下の質問に、知っている範囲で率直に答えてください。わからない場合は「わかりません」と正直に答えてください。確証のない内容を断定的に答えないでください。
# 事前確認
【自社名】【業種】【業界の課題や利用シーンに関する質問】【競合名】のいずれかが空欄の場合は、回答を進めず先に不足項目を指摘してください。
# 質問
1. 【自社名】について知っていることを教えてください。
2. 【業種】でおすすめのサービス・会社を教えてください。
3. 【業界の課題や利用シーンに関する質問(例: ◯◯で困ったときに検討すべきサービスは?)】
4. 【自社名】と【競合名】を比較してください。
# 出力形式
- 質問ごとの回答本文
- 末尾に表を追加:実行日|質問番号|質問の切り口(業種直接/課題・比較・利用シーン)|【自社名】への言及有無|言及された場合の文脈・順位|出典として示されたリンク(あれば)回答を得たら、以下をChatGPTまたはCopilotに投げて整理してください。
あなたはAIO(AI検索最適化)の分析アシスタントです。以下は、Copilotに複数の切り口の質問を投げた結果です。この結果をもとに、次に作るべきコンテンツの方向性を整理することがあなたの役割です。
# 事前確認
表が空欄、または質問1件分しか記録がない場合は分析を進めず、複数の切り口の記録を揃えるよう案内してください。
【上記の表を貼り付け】
# 依頼内容
1. 想定していた質問(業種名を直接聞くもの)と、想定外の切り口の質問(課題・比較・利用シーン起点)とで、自社の登場有無にどんな違いがあるかを整理してください。
2. 想定外の質問で自社が登場していない場合、自社サイト内にその切り口に答えられるページ・見出しがあるかを確認する観点で、次に作るべきコンテンツの案を3つ提示してください(見出し案・狙いをセットで)。
3. 貼り付けられた表にない質問・回答を推測で補わないでください。
# 出力形式
- 想定内/想定外の登場有無比較表
- 次に作るべきコンテンツ案3つ(見出し案+狙い)
- 出力の最後に、この結果が実行時点のスナップショットであり、複数回・複数の切り口での継続確認が必要な旨を一文添える実行手順
- Bing Webmaster Toolsに自社サイトを登録し、クロール状況を確認する
- Copilotの新規チャットで、想定していた質問と想定外の切り口の質問の両方を実行する
- 結果を表に記録し、整理用プロンプトで分析させる
- 想定外の切り口で自社が登場していない場合、その切り口に答えるコンテンツの追加を検討する
- 数ヶ月おきに同じ質問セットを再実行し、変化を記録する
結果の読み解き方
- 1つの質問が複数のグラウンディングクエリに分解されて検索インデックスから素材が取得される仕組みがあるとされています。想定していなかった切り口の質問で自社が意外な形で引用されている、あるいはまったく登場しないという結果自体が、自社コンテンツがカバーできている範囲・できていない範囲を映す手がかりになります。
- Copilotの仕組みがもたらす効果として、鮮度の確保・事実に基づかない回答の抑制・回答の検証可能性の3つが整理されています。検索インデックス側に自社ページが正しく載っていなければ、そもそもこの仕組みの対象にすら入らないため、まずBing Webmaster Toolsへの登録状況を確認してください。
- 自社の実績・数字を具体的な形で明示しているページほど、検証可能性を高める材料として扱われやすいと考えられます。抽象的な表現だけのページは優先的に見直しましょう。
注意点
- Copilotの内部ロジック(Prometheus・Bing Orchestrator等)は公式発表の断片的な情報をもとにした分析であり、実装の詳細や重みづけは変わりうる前提で捉えてください。
- CopilotとChatGPT Searchは同じBingを土台にしていても引用のされ方に違いが出る可能性があります。両方で個別に確認する習慣をつけてください。
- AIの回答は実行のたびに変わります。1回の結果だけで判断せず、複数回・複数の切り口で確認してください。
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確認テスト
選択肢をクリックすると、その場で正誤と解説が表示されます。
Q1. Copilotの内部では、1つの質問が複数の「グラウンディングクエリ」に分解されて検索インデックスから素材が取得される仕組みがあるとされている。
本文の通り、Bing Orchestratorが1つの質問を複数のグラウンディングクエリに分解して検索インデックスから素材を取得するとされています。
Q2. Copilotの効果として整理されている3つの要素に含まれないのはどれか
Copilotの仕組みがもたらす効果として整理されているのは、鮮度の確保・事実に基づかない回答の抑制・回答の検証可能性の3つです。
Q3. 自社の実績・数字を具体的に明示したページが持つとされる効果は何か
自社の実績・数字を具体的な形で明示しているページほど、検証可能性を高める材料として扱われやすいと考えられます。
よくある質問
Q. CopilotとBingの関係はどうなっていますか?
Copilotは検索エンジンBingの上にAIの回答機能が乗った構成を持つエンジンです。
Q. CopilotとChatGPT Searchは同じBingを使っているので同じ結果になりますか?
いいえ。両者は同じBingを検索基盤の一部として利用していますが仕組みが異なるため、引用のされ方に違いが出る可能性があり、両方で個別に確認する必要があります。
Q. Copilotの見え方を確認する前にまず何をすべきですか?
Bing Webmaster Toolsに自社サイトを登録し、クロール状況を確認することが実行手順の最初のステップです。